イワシ釣って泳がせ釣り@庄三郎丸
沖釣り初心者3人(仕事仲間)を連れ、庄三郎の泳がせ釣りに行ってきました。
釣りものとしては「カサゴ・ヒラメ」となってますが、サビキでシコイワシを釣り、それを餌にして底の高級魚を狙う五目釣りです。
初心者にはウィリー五目の方が釣れるかな?とも思ったのですが、アジ・サバよりも高級魚が釣ってみたいという意見があり、泳がせ釣りに決めました。
庄三郎では二隻出しになっていて、私たちは22号船の右舷胴の間。
ミヨシにお一人、ミヨシ2番がHクン、その隣が私。
ミヨシ4番がSさん、5番がMクン、そして艫に別のお客さん2人。
しかし、開始早々、ハプニング続き。
最初にサビキ仕掛けが配られ、エサになるシコイワシを釣るわけなんですが、
Sさんはまず、サビキ仕掛けの付け方がわからない(どちらが上かわからない)というので説明し、やっと仕掛けを付けたと思ったら、仕掛けが道糸に何度もからんでしまって投入できない。
(覚書:初心者には、最初に仕掛けの上下がどちらか説明すべし)
(覚書:初心者には、道糸と仕掛けが絡まないようなセッティングを説明すべし)
Mクンはリールのドラグが緩んだ状態のまま投入してしまい、「あげて~」と言われても全く巻けずにいる。(ドラグが最大に緩んだ位置で固く固定されてしまっていました。)
(覚書:初心者には、投入前にドラグの調整の仕方を説明すべし)
しかも、イワシの群れの移動が速いので、流し替え後の投入の合図で遅れずに入れないと、すぐにノーチャンスになっちゃいます。
皆さん、エサのシコイワシ釣りにてこずっていて数が伸びず、これは困ったぞ~
と思いました。
しかし、しばらくすると全員慣れてきて、5つのサビキ針に3~4匹ずつかけられるようになり、1時間後には15~20匹のシコイワシを釣るのに成功しました。
私のバケツの中はこんな感じ。

さて、餌捕獲タイム終了です。
西の方のポイントへ移動し、今から泳がせ開始です。
最初の水深は40メートル位。
仕掛けを投入したら、底をちょっとだけ切って待っているだけだから、あとは皆さん、難関は脱したかと思いました。
しかし、現実はそう甘くなかった。
根がきつく、漁礁などで高低差もあるので、結構根がかりします。
皆さんそのたびにギブアップなので、すぐにヘルプに回ります。
その間、少し余分に錘を切った状態にしていたら、今度は私の仕掛けが根がかりしたり。
そのたびに仕掛けを交換したり、予備の錘を出したり・・・。
おマツリも結構するので、おマツリほどきにも時間が取られます。
魚が付いて走った時にしか見かけないような、道糸同士が団子のような塊になっていたり・・・。
あるいは、手前マツリで、道糸と仕掛けがぐしょぐしょに撚れて団子になっていたり・・・。
どうしてこんなになっちゃうのか、全くもう、理解できません。
(すみません、こういう時の私、ちょっとイラっとしてました。引率者失格です。)
もしかしたら、底ダチがちゃんと取れていないのかもしれません。
それでも、釣れてくれれば気分はよくなるのですが、全然釣れません。
潮が全然流れていないようで、食いが悪く、もたれは出るのですが、食い込んでくれません。
しばらくして、根がかりをやっとはずしたら、竿がぐっと入りました。
一瞬、根に潜った魚を引きずり出したのかと思いましたが、非常に重いだけで、巻いても生体反応全くなし。
犯人はテグスの塊でした。
海の環境美化にちょっとだけ貢献(笑)。
9時を回り、やっと本命が釣れましたけど。
カサゴ。しかし、小さい。20センチちょい。

10時を回り、Mクンがようやく、シコイワシ以外の生命体をゲット。
チビオニ~。(リリース)

しばらくして、Hクンもようやく、シコイワシ以外の生命体をゲット。

生命体はここまでで、以降ずっと、本命的な魚は釣れず・・・。
そのうち、みなさん居眠りしだす始末。
(やっぱり、釣りものの選択を間違ったかな。初心者には適度に忙しいアジとかにすべきでした。これじゃ、楽しめませんね)
そのまま1時を回ってしまい、船長が、
「1時半沖上がりなんですが、15分残業します」とアナウンス。
胴の間で全然釣れていない私たちを思ってのことかもしれません。
しかぁし、貴重なこのロスタイムのタイミングで、MクンとSさんがまたまた、激しいおマツリ。
道糸同士が団子になっていて、そこに仕掛けもからまってます。
2人で一生懸命ほどこうとしていますが、見るとスナップから僅か10センチほどの位置。
「もう~、こんな所で絡んだ道糸をほどく時間がもったいないよ~。切って結び直して!仕掛けは予備がまだいくらでもあるから、切れるところで切って交換して!」
(初心者はそういう判断ができなくて当然なのに、引率者失格です。)
今日は、初心者に厳しい釣りものを選択してしまい、それ故皆さんが苦労していたのに、引率者失格な言動をしてしまい、本当にごめんなさい。
しかし、海の神様はこんな私を見放さなかった。
ロスタイムの最後に、ジャンボカサゴをゲット~。

アヤメでもウッカリでもなく、正真正銘のカサゴで、36センチありました。
最後の最後に大きな本命が釣れたのは嬉しかったのですが・・・。
しかし、本日はこれから、堤防組3人と合流して、7人で宴会を予定しております。
7人で食べるのに、大きな魚はこれ1匹です。トホホ。
さてと、どうしたものか。
後編:【貧果で宴会@平塚漁港の食堂(仮題)】に続きます。
追伸:
仕掛け:捨て糸3号5センチ、親子サルカン介して上の幹糸5号1メートル。
ハリスは 5号30センチ、針は丸セイゴ17号。
タックル:ライトゲーム CI4 Type73 M200とステファーノ200XG(PE 1号)
※根がかりするので、1号のラインは厳しかった。
捨て糸を3号に落したけれど、ラインが負けて切れた。
しかも水深は30メートルから70メートルまで。深いと手巻きはきついです。
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